部署を超えた横の情報共有が不足していた
はじめに、Goodjob!を導入されたきっかけを教えてください。
今、会社としてエンゲージメント向上に力を入れています。というのも、中間層の離職率を下げることが課題としてあって、原因を追求した時に、会社に対する愛着とか愛社心がかけているのかなというのが挙がりました。そこで、それを解決するために社員のエンゲージメントを向上するツールを検索した時に、Goodjob!を見つけて面白いなと思ってお話を伺ったのがきっかけです。
Goodjob!はコミュニケーションの促進でその従業員エンゲージメントの向上を実現するツールですが、導入前の社内のコミュニケーションはどう感じていましたか?
同じ部署やチームの上下間でのコミュニケーションに問題はなかったんですが、横のつながりが薄いのかなという印象はありました。部下の仕事を直属の上司は把握していても部署を超えた共有はされていなかったので、誰が何をやっているのかみんなそれぞれ知りませんでした。
エンゲージメント向上に共通の課題意識をもっての導入が鍵
導入に際して不安だったこと、大変だったことはなにかありますか?
大きな不安はありませんでしたが、社内への周知の方法やどうしたら習慣づけることができるかはすごく考えました。
結果としてすごく活発にお使いいただいていますが、どのような方法で周知されたのでしょうか?なにか使い方の提示をされたりしたのでしょうか?
特に使い方は提示していません。それよりも始め方が大事だったかなと思います。Goodjob!の話する前に、定期的に開催しているマネージャーミーティングの場で、「エンゲージメントが大事だ」という共通の認識を持つための話をしました。そしてその解決策の選択肢の一つに「サンクスカード」があって、システムで同じことが実現できるGoodjob!というサービスを使ってみようということを後から提案しました。
マネージャー陣が「Goodjob!の利用目的はエンゲージメントを上げること」という共通認識を持った上で、Goodjob!導入のキックオフミーティングを改めて行いました。
ただ、投稿の内容を決めるとかではなく、俗に言う上司と言われる人たちでまず意識を統一して、自分たちで使っていこうという確認をしました。
メンバーのエンゲージメントを上げるためにマネージャー陣が率先して使い始めて、「お水を入れてくれてありがとう」といったライトな内容の投稿からはじめることで、メンバーもGoodjob!利用のハードルが下がって、だんだんとマネージャー以外にも投稿する人が増えていきました。
導入そのものに対してはなにかマイナスな意見はありませんでしたか?
不満や反対意見はなかったです。ただ、余り乗り気じゃないなと感じる人はいて、あえて私がその人に送ってみたりして働きかけることで少しずつ使ってもらえるようになりました。
今では投稿に反応をしない人はいなくなりましたね。
更に会社としては、魅力のある景品を用意して、積極的にポイントを貯めたくなるような運営も心がけています。
意識の統一や、投稿のハードルを下げること、グッジョブをもらえる喜びを知ってもらうということは積極的に使ってもらうためにはとても大事ですね。
Goodjob!が見逃していた活躍をアピールできる場に
もう一つGoodjob!が盛り上がった理由として考えられるのが、もともと実施していた社内表彰制度です。月に1度、全社員からの投票とマネージャーが選抜する2つの部門で社員を表彰しています。社員投票だと目立たない人が表彰されないという結果になってしまうので、直接仕事を見ている各マネージャーが選出する部門を後から増やしました。しかし、それでも頑張っているのに目立たない人っていうのはどうしてもいるんですよね。
そういう中で、Goodjob!は頑張っていることを自分でアピールできる場という点も社員が積極的に使う1つの理由かもしれません。
その表彰制度は今も続けられていますか?
もちろんです!グッジョブの送受信の数には関係なく、今までどおりの表彰制度で続けていますが、Goodjob!がいいアピールの場になっていると思います。
社内の今まで見えなかった情報が見えるようになった
Goodjob!を導入して感じる変化はありますか?
課題としていた、他部署が何をしているかわからない、というところが明らかに文字として見えるようになりました。かなり具体的に業務内容を投稿して共有しているので、誰が何をしているかとか、その人の人柄とかが見えてきたのがとてもいいなと思っています。
私たちは現状を変えたいと思ってGoodjob!を導入して、管理する側なので、ユーザーとは感じ方が違うかもしれません。でも、今まで、見えなかった情報が見えるようになって、「この人こんな事やってたんだ」というように新しく気づけることもあります。他のコミュニケーションツールに比べてGoodjob!は投稿の敷居が低いので、普段あまり情報発信に積極的でなかった人も投稿してくれています。
あとは疲れてきた社員はすぐにわかりますね。
たくさんグッジョブをもらっているのに全然送っていない人は、忙しすぎたり、疲れていたりして要注意だなというのがわかります。
データの人事的な指標としての活用もぜひしていただけたら嬉しいです。フォローすべき人を見つける指標になりますので、早めの対応で離職防止につながれば嬉しいです。
そうですね。少なくとも、横の情報共有が増えてきているのは実感しているので、これから景品交換をする喜びを感じてもらって、更に積極的に楽しんで使っていけると良いなと思っています。離職率だけでなく、エンゲージメントの向上でどれだけパフォーマンスが上がったかというのを長期的に見ていければと思っています。
ありがとうございました!これからもGoodjob!をよろしくおねがいします。
こんな景品を登録されています!
エムフロ様で登録されている景品をご紹介します。
- ギフト券
- ランチ券
- オリジナルパーカー
パーカーはGoodjob!の景品用に新しく作られたそうです!
これからも種類を増やしていかれる予定とのことで、どんなアイテムを作られるのかまたお伺いするのが楽しみです。
Goodjob!上でのコミュニケーションから横のつながりや情報共有の場、アピールの場ができたという嬉しいお話を伺うことができました。さらにみなさまに楽しく快適にお使いいただけるよう、機能やUIUXの改善に尽力していきたいと思います。